はるさわ健康ライフ

上海駐駐在員の健康事情⑩ 花粉症及びアレルギー鼻炎

花粉症は季節性鼻炎とも言いますが、一般的に春になると、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目の痒み、流涙などの症状を主とする病気です。また、鼻の症状は季節性アレルギー鼻炎、目の症状は花粉性結膜炎、皮膚の症状は花粉皮膚炎、喘息の症状は花粉喘息、喉の不快感などの症状はアレルギ-性咽喉頭炎などに分類されることもあります。日本では毎年春には花粉症患者が増えてきていますが、只、上海に来ると自然に治ってしまいます。なぜかいうと上海は花粉症になる杉の花粉が殆どないのです。従って上海では花粉症という季節性鼻炎はあまりいないですが、通年アレルギー性鼻炎は空気や環境の影響で、どんどん増えてきています。また、日本人の患者も多いです。

西洋医学は季節性鼻炎や通年アレルギー鼻炎に関係なく、治療は同じ抗ヒスタミン薬やステイロイド剤などの対症治療しかないので、薬を中断すると元に戻ってしまいます。局部の病気ですが、本人には大変つらい思いを強いられます。また、これらの薬の服用は、自分では気づかないままに集中力や判断力、作業効率が低下してしまう状態になります。このため運転をしなければならない人は非常に危険です。一方、漢方はくしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどの症状に対して、鼻が肺の穴と見て、肺気の虚弱、肺の機能低下は鼻炎になる根本的な原因と考えていますので、対症治療ではなく、全身の免役力を高めて、症状を治めます。

ある三十歳になる駐在員の男性、生まれつきのアレルギー鼻炎で、彼の記憶の中では鼻はいつも詰っていますので、一回鼻が詰っていない経験をしたいと頼まれた。そこで、この患者にまず鍼治療をしてみました。あるツボに鍼を刺した突端に鼻が一気に通りました。彼はこんな楽な体験に感動をしまして、それ以来毎週鍼の治療と漢方の薬を服薬し、三ヶ月経過した頃、この生まれつきのアレルギー鼻炎は完治しました。

漢方は鼻炎だけではなく、蓄膿症などの鼻に関する病気もいろいろな治療方法があります。せっかく春の気持ち良い季節、つらい鼻炎や蓄膿症などを早く治して、自然を楽しみましょう。

▲ページの先頭に戻る