はるさわ健康ライフ

中国で生活する医療リスク⑨

3月は日本の多くの会社で年度末です。したがって帰任される方が多数おられます。私にもその挨拶メールが6通、そして退職の挨拶を5通いただきました。 任期を全うした、あるいは無事定年まで勤め上げたというのであれば「おめでとう」ですが、そういう方ばかりでは無いようです。

不本意な帰任

先月にも報告したように、日系企業への出向者は、赴任初年度は親会社向けの仕事が多く、中国や中国人に慣れるまでには至りません。仕事の上でも、日本時代よりも遙かに広い範囲の高度な責任を負わされ、慣れて本来の実力を発揮するのには普通は3年、早くても2年はかかります。したがって、成果が出るのはその後です。

しかし、一般の出向赴任者の任期は2~3年、総経理でも3年~5年が多い様です。これでは成果が出る前の帰任ですから帰任者から考えると極めて不本意な、ストレスの残る帰任となります。

浦島太郎にさせたくない?

これは、昔の長期雇用を前提とした労務管理の名残といってよいでしょう。3年以上現職から離れていると浦島太郎になってしまい、原職復帰が難しくなることを恐れた親会社の親切心あるいは配慮です。

しかし、多くの出向者から言えば逆です。中国赴任に慣れるために必死だった(ここまでに大きなストレスを抱える)のに慣れたら帰国とは、とますます大きなストレスを抱えます。

そして帰国したら元の軽いポストです。この落差がまた大きなストレスを生んでいます。残念ですが、上海帰りの者に「うつ」患者が多いのもうなずけますね。

総経理さんは、親会社へこの現状を訴えて改善の話し合いをして頂きたく。

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