はるさわ健康ライフ

上海駐駐在員の健康事情⑨ 春はメンタルに要注意!

春は三寒四温の季節です。また、中国には「一年之計在於春」の言葉があり、一年の計画は春に定めるべきという意味です。日本も同じく、春は会社の決算や新年度のスタート、卒業や入学、引越し等、季節と同様に変化の多い時期です。暑かったり寒かったり、かぜを引きやすいだけではなく、「心のかぜ」メンタルヘルスの問題も引き起こしやすいです。新しい環境や人間関係の色々な刺激をうけて、情緒をコントロールする自律神経も疲れてしまって、コントロールが効かなくなってしまう恐れがありますので、今の時期は特に注意しましょう。

仕事や人間関係の難しさはストレスになるのは、一般的な認識ですが、実は嬉しいこともストレスになります。例えば行ったことがない地方への海外旅行、興奮して寝むれなくなったり、恋人とのデートの前にドキドキしたり、これも一種のストレスの表れです。私達は日常の生活の中ですでにいろいろなストレスがあるのに、更に季節の変わり目の気候不順と積み重さなり、心の疲れがたまり、精神的に不安定な状態になりやすいです。春はうつ病が多くなります。

私達は現代社会にあって、上司、同僚、家庭、友人などいろいろな人とのお付き合いの中で、嬉しいこと、悲しいこと、自分でコントロール難しいストレスが毎日発生しています。うまく付き合っていくしかありません。自分でケアすることが何よりも大切です。中国二千年歴史の中で、中医摂生で奥深い多くの方法や術が伝えられていますが、ここで誰でもできる簡単な方法をご紹介しましょう。

  1. 移情易性法:注意点を移すこと
    気持ち落ち着かない時、気分が悪い時、ずっと考え込んでいる自分に意識的に言い聞かす、例えば:“きっと良くなるから、”“大丈夫、他の方法もある”とか自分を励ます。
  2. 言い吐く法:嫌なことを吐き出す
    嫌なことは自分の中に抱え込まない。上司や友人などに思い切って聞いてもらう。 全部言ってしまえば楽になります。
  3. 仮想法:仮にいいことを想像する。中国語では“白日夢”と言います。
    嬉しいこと、美しい物を仮想する。楽しくなれます。
  4. 深呼吸法
    静かに座って、ゆっくり空気を吸う、ゆっくり吐く。何回かしているうち、不思議と気持ちも落ち着きます。

これはあくまでも“うつ”になる前、或いはなる寸前には有効ですが、上記の方法では解消できない場合は専門医に相談しましょう。

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