はるさわ健康ライフ

中国で生活する医療リスク⑧

ある県の統計では精神科患者の大半が「うつ病」そして、その半分近くが上海帰りという驚きの数字があります。原因の多くは、日本の管理職時代よりも遙かに重い責任と幅広い職務を負い、ある意味では日本国の代表としての重責を負っていることにあるでしょう。

総経理には上司が多数いる

問題は中国現地法人の総経理(社長)には上司がたくさんいることです。社長の上司は会長(董事長)しかいないはずですが、何故か親会社の役員の大半が上司であり報告義務があります。幹部として赴任した日本人の初年度の仕事は半分近くが親会社向けの仕事、それも役に立たない報告ばかりだと嘆いています。日本の組織では、上司は一人のはずで、それに慣れている日本人赴任者のストレスは極めて大きいものがあります。おまけに現地のための仕事ができないのでは尚更です。

如何にしてストレスを発散させるか

如何にストレスを翌日に持ち越さないか、平凡ですが対策は幾つもありません。

 ・本社であっても、言うべき事は言う
 ・命令の仕方、指導の仕方の勉強
 ・中国と中国人(できれば中国語も)を勉強する
 ・通訳を根気よく育てる・・・できる通訳はいない
 ・中国人幹部を育て、腹心を作る
 ・社外での交流の幅を広げ、中国人の友人を作る
 ・メンタルヘルスおよび身体の定期健診

26日に健康セミナー開催

(財)海外職業訓練協会(OVTA)主催で「現地法人の成功は駐在員の健康管理から」で、上海にて3月26日(水)13:30から開催します。
主な内容は「①駐在員のメンタルヘルス②駐在員の健康管理」です。講師は、杉谷麻里 上海デルタ西クリニック 臨床心理士と当コラムでお馴染みの「葉紅院長」および私です。
心と身体の健康管理は、日本以上に重要でありかつ赴任者の義務でもあります。心身が不健康で任務が務まるわけはありませんね。是非多くの方が聴講されますように。  

▼詳細案内書とお申し込みは下記をご覧ください。  
http://www.sh-hra.cn/seminar/20120712.html

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