はるさわ健康ライフ

中国で生活する医療リスク①

このコーナーを葉医師と交互に担当いたしますのでしばらくお付き合い願います。

中国で、ある期間を過ごすべく赴任された方は数万人もおられ、上海はすでに日本人駐在人数で世界一の大都市となりました。

しかし、そうは言ってもここは異国のこと、公私ともに御苦労や悩みが絶えませんね。個人的なことで言えば、医療面・健康管理・精神衛生面での問題が多数あります。しかし、日本人の悪い癖で自分のことは横に置いてしまいがちですが、これらの問題は、実は個人的な問題ではありません。医療面・健康管理・精神衛生面で問題を起こせば、決して当人だけが痛い目に合うのではありません。当人が休むということの他、周囲に多大な迷惑をかけていることを忘れてはいけません。

中国で生活するには、健康面・医療面でのリスクは幅広く覚悟しなければなりません。

  • いざと云う時、どのような保障が必要なの?
  • いざと云う時、どこに駆け込めばよいの?
  • 夜中や出張先で急病になった、どうしたらよいの?
  • 重症で日本へ特別機で運びたいがどうしたらよいの?
  • 出張者が急病で亡くなってしまった。どうしようか?
    ・・・・・とにかく困った、どうしたらよいか分からない。

しかし、その心配ばかりしていては仕事もできませんし、楽しむこともできませんね。

そんな時に私たちがご相談相手として、お役に立ちたい!を目指しております。

まずは中国の医療費について学習しましょう。

中国の治療費は外国人には高い

中国には日本のような全員が加入する健康保険制度はありません。医療保険制度は一応ありますが、全国民の20%も加入していません。ましてや外国人には殆ど適用されていません。(今年から一部の都市で外国人労働者も加入出来るようになったが)したがって、日本で言うところの「自由診療」が大部分です。特に(相対的に)高給取りである外国人の治療費は、日本よりも高額のものすらあります。

入院費は治療費別で1日数万円かかる場合もあり、風邪ひき程度の診察と投薬だけでも数万円から10万円必要です。

特殊な器具を入れるよう心臓手術となると、数百万円必要です。このような手術は日本の病院でも高額ですが健康保険でできるため、3割負担でよいし、上限が抑えられるなど、その他の補助金もあって数十万円の支払いで済みます。

このため、多くの外国人は自国で出国前に「海外旅行保険」をかけて自己防衛をしていますが皆さんは如何ですか?このように聞きますと大半の方が「大丈夫、会社が掛けてくれているよ」とのお答えです。では保障の中身は?と伺うとこれまた大半の方がご存知ないという危険な状態です。

もし、海外旅行保険に入っていない又は保障範囲外の症状で治療を受けようとしたら?現金を用意できない場合診療拒否ですよ。

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