はるさわ健康ライフ

上海駐駐在員の健康事情④ 肥満症その2

長い休暇でも皆様の健康管理はできていますか?体重は増えていませんか?
太っている状態は一般的に肥満といいますが、医学的にいう肥満とは体に体脂肪が過剰に蓄積した状態と定義されます。日本肥満学会では、BMI(Body Mass Index)、つまり体格指数=体重(kg)÷身長(m)÷身長)が22を適正体重とし、25以上を肥満、18.5以上25未満が普通、18.5未満をやせと判定します。

一方、肥満と並んでメタポ(メタボリックシンドローム)という病気があります。上記のように肥満は体脂肪の過剰蓄積ですが、メタポは内臓の脂肪の過剰蓄積です。漢字名称は内臓脂肪症候群なので、この病気の状態をそのまま表現しており、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上が合併した状態をメタボと言っています。

メタポの診断基準は下記の通りです。

ウエスト周囲径:男性 85 cm以上・女性 90 cm以上
+以下のうち2項目以上
*中性脂肪:150 mg/dl以上
*善玉:40mg/dl以下 
*血圧(上):130 mmHg以上 (下):85 mmHg以上
*空腹血糖値:110 mg/dl以上

既に肥満になった人は、体脂肪の過剰から内臓脂肪の蓄積に、あっという間になってしまうので注意を要します。飽食、車時代の現代人にとって、最も高リスクの病気です。食べ物の制限やカロリーの計算は先月に記しましたが、今回は運動や体重の減らし方について、簡単にご紹介しましょう。

たくさん食べた時後に、歩いて帰るから大丈夫とよく聞きますが、実は一単位のカロリーを余分に食べた時にどれぐらい運動をすれば消耗できるでしょうか?体重60kgの人が1単位(80kcalを消費する運動時間)消費するには、ウォーキング(分速70m)/約21分、強いウォーキング(分速90m)/約15分、軽いジョギング/ 約10分、軽い体操/約24分、自転車(平地で時速10k)/約17分、水泳(平泳ぎ)/ 約7分、ジャスダンス/約9分です。運動をしてもなかなか体重を減らせない方は、この計算で運動量が足りているかどうかおわかりになるでしょう。

また、ダイエトしても、なかなか減らすことができなく、減らしてもすぐに戻るケースも少なくありません。正確なダイエトのポイントは三つです。

  1. 1日2単位(160カロリー)を減らすこと。
  2. 1ヶ月0.5kg~1kgを減らすこと。
  3. 3ヶ月から半年をかけて体重の5%を減らすこと。
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